突然、世界がモノクロになった 第1章<1>

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事はさかのぼること4年前、娘が小学生になるにあたりキッズ携帯を持たせた。
その際に、主人と私も見守りアプリを入れて、お互いに居場所がわかる設定にした。
主人自ら。

その日から何も言わなくても、主人は5分おきに自分の居場所を私に教えてくれる。

主人はメーカー営業職の50歳。数年前から支店長という肩書きになり、接待で毎晩遅くなる生活に。
夜遅い食事は身体にも良くないので、20時以降の夕食は基本要らない人。
朝ごはんも独身時代から食べない生活。
空腹時の方が、頭が冴えて仕事がはかどるらしい。
食事を作らない事は、ワンオペ子育て中の私にとっては楽だった。

結婚後2年の辛い不妊治療の末、可愛い女の子を授かった。
可愛いひとり娘は、ワンオペ&保育園と学童育ち。
私は精一杯育ててきた。愛してきた。
娘は誰からも愛される、かしこくリーダーシップのとれる優しい自慢の娘に育っている。

私は45歳。自宅近くの会社で9-5時の事務パート勤務。
浮気発覚時、結婚11年目。現在も不倫相手のオンナに慰謝料請求中。
心身共にズタボロ。コロナ禍もあり、このゴタゴタで一気に老けた。

これから報告するのは、この数年間の話。(現在も継続中・・・)
辛かった時に、似た境遇の方のブログや体験談を見て、とても勉強になったし助けられた。
当たり前だが、旦那の不倫という初めての事に対して、時間もない中、ある程度お金をかけて挑む覚悟がいる。
その割には情報が秘められているのだ。

不倫で検索すると、探偵と弁護士事務所の広告でネットは埋め尽くされてしまう。
その広告の藪を抜けて、リアルな体験談を探し出し、自分にあったやり方を模索する、、、
もうね、、、当時7キロ痩せました。

突然モノクロの世界。
食欲無くなる。味覚無くなる。
お腹が空かないし、眠くない。

頭は冴えわたって『次はどうする?』『今はどうするべき?』と常に自分に問いかけて行動する。
寝ていても物音ひとつに敏感になり、深夜に旦那がこっそり出かけていく玄関のドアの音で目が覚める。
アドレナリンドバドバ状態、からの翌日爆睡、、、の繰り返し。
今思うと、必死すぎてあの時の記憶が無いな。

当時、メモとして残しておいた記録を少しづつアップしていこうと思う。

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