その後の生活 第2章<9>

2月上旬

平日に休みを取って夫とデートをする。

式を挙げた思い出のホテルへランチしに。

出かける前の午前中、お金の話をした。

昨年12月、小遣い5万で頑張ると言っていたけど、それ以上使っているよね。

色々言い訳してきたが、銀行のカード没収。

保険の解約してないのあるよね?

電話出た窓口に『枕営業で契約したのですが、担当者と別れたので解約します』と言ってね?と。

ヨシエは退職しているから別に何のダメージもないけど、自分の気持ちを晴らす為に。

が、枕のことは言わずに解約の電話を切った。

『言えないですよね~、女も自分も守りたいですよね~』とチクリ。

不倫三昧で小遣い制限かけられたのに、よくゴルフなんて続けていられますよね。

車買い替える時にもゴルフ場に似合う車じゃないと嫌だ、と言ってたけど、ただのカーセックス目的だったのね。

ファミリーカーのワンボックスじゃ、彼女乗せてセックスする気になれないもんね。

普通の顔して生活している旦那が憎くて仕方がない。

これがフラッシュバックの苦しさなのか???

毎晩帰るメールして、早く帰ってくる様になったが、本音はメンドクサイ。

娘と2人なら好きな物作って簡単に済ませられるのに。

娘と2人で外食して楽しく乾杯出来るのに。

休みの日も夫は家にいる。

これも疲れる。娘も、余計なちょっかい出されて面倒くさそう。

義務のセックスも苦痛、、、

フリするの本当に嫌だ。気持ち悪い。

風俗嬢の気持ちで知らない人と脳内変換して相手するけど本当に嫌だ。

さっさと済ませて欲しい。

夫とのデートは、ランチして、周辺散歩して、娘の帰宅時間前に帰宅。

ワクワクもしない、楽しくもないし、嬉しくもない時間だった。

美味しいはずのランチも、全く味がしない。

心を無にして何とか乗り切った。

私の心はいつになったら平和を取り戻せるのだろう。

ゴールはどこなのだろう?

コメント

タイトルとURLをコピーしました